りーにゃの体験レポート



サンシャインコンサート の巻



久々に暑い時期のコンサートです。真夏に開催されるのは第1回目のコンサート以来。
とにかく暑いのですが、そんな季節にピッタリのコンサート・タイトルです。
前回は夜空がキレイな冬の季節開催のムーンライトコンサートだったので、なんだか正反対の
印象がありますよね。

オープニング曲はデジタルクラブさんオリジナル(リーダーさん作曲)第2弾となった
HELLO!! DIGITAL CLUBで元気よくスタートしました。
短い曲なのですがオープニングにピッタリといった感じの曲ですよ!

今回もスートーリー仕立てで進行していきました。
カニくんが何か楽器を始めようと考えているのですが、一体どんな楽器がいいのか・・・・
なんでもご存じのお日さまにきいてみよう!という内容でした。
(詳しくはサンシャインコンサートのトップページからリンクされている「今回のお話し」をご覧下さい)
小さなお子ちゃまでも解りやすい内容ですよね。
ちなみにステージの右端にはカニくんのオブジェ(相当大きいです。1m以上はあるのでは?)、
ステージ後方の天井からはお日さまと海の生き物たちの絵が吊るされていて、かわいさ満点です!
楽器の紹介も兼ねて曲が進んでいきました。

まず始めはクラリネットです。
(今回からクラリネット☆さんが退会されていました。とっても残念です)
T-SQUAREメドレーが演奏されました。
T-SQUAREの数ある曲の中でも、ウィンドシンセがメイン楽器となっているものが
チョイスされていて、なるほどなぁと思いました。
DAISY FIELDは流れるような感じの曲です。爽やかな風っぽいのはなんだかDANDELION HILL
(これまでのコンサートで演奏されています)にちょっと似た印象でしょうか。
タイトルもちょっと似てますよね?ひなぎく畑とタンポポの丘・・・考えすぎ?
メドレー中ほどのSUNNYSIDE CRUISEは弾むような曲で、クラリネットにぴったりです。
最後はTRIUMPHは元気が出てくるような曲で、りーにゃも大好き!
結構長いメドレーですが、クラリネットさんが全てソロをとっていてすごいなって思いました。

次にお日様がカニくんに紹介するのはサックスです。
曲は前回デビューしたデジタルクラブさんのオリジナル曲第1号のGIRL FRIENDSです。
しっとりしてステキな曲なんですよ!また聴けてラッキー!
これからもステキなオリジナル曲を期待しちゃいます♪

お次はホルン。ここのところあまり大きなソロがなかった印象のホルンさんですが
今回は大活躍です。
曲はT-SQUAREのPLAY FOR YOUという曲でした。この曲はスローで心が穏やかになるような
曲でやわらかい音色のホルンにはぴったりの曲ですね。
途中でのパーカッションさんのグロッケンも透き通る感じで良かったです。

ここからしばし、トロンボーンのコーナーが続きます。
まず始めは普通に(笑)ソロで映画音楽の追憶のテーマが演奏されました。
この曲は憂いがあって色っぽいですよね。トロンボーンさんの色っぽいソロがナイスでした。

カニくんがお日様に「1本の演奏じゃ淋しいよね」っていうものだから
リクエストにお応えしてデジタルクラブさんで唯一複数楽器であるトロンボーン・パートが
力を合わせてくれました。
2本での演奏はT-SQUAREのA FEEL DEEP INSIDE。これはミドルテンポなのですが
大人っぽいというか渋い感じの曲でカッコイイです。
リーダーさんとトロンボーンさんのデュエットが聴き所です。男性同士なのでラブラブでは
ないんですけどね。
途中でのチューバさんのソロも渋くてカッコイイ!

トロンボーンの魅力は美しい和音にある!とのことでした。3本いると和音になるそうです。
そこで今回もスペシャル・サンクス・メンバーのトロンボーン♀さんが登場!!・・・なのかと
思ったら違いましたぁ。なぬ?
なんとユーフォニウムさんがトロンボーンを持ち替えとなりました。すごいですね。楽器を
2種類も吹けるなんて!
演奏はトロンボーンのために作られた曲でトロンボナンザという曲です。
ものすごーく楽しい曲ですヨ♪ラテン系のリズム(たぶんルンバだと思うんですけど・・・・)で
南国調の感じです。
バックのメンバーさんたちも皆頑張ってましたヨ!

トロンボーンコーナー、まだまだ続きます。
今度はお待たせしました、トロンボーン♀さんも加わっての4重奏です。
トロンボーン♀さんの楽器はバス・トロンボーンといって、他のトロンボーンさんに比べると
ベルの大きさが一回り大きいものでした。音も低いところを得意とする楽器のようです。
ちなみに他の3本はテナー・トロンボーンというそうです。(じゃあ、アルトやソプラノ・トロンボーンって
あるのかしら?)
この4重奏にグロッケンとシーケンサーの伴奏が入り、ジャズのワッキー・ダストが演奏されました。
ジャズというより、マンハッタン・トランスファーが歌っていたといった方がお分かりの方もいるかと
思います。
正統派のモダンなジャズで、スィングのリズムが心地よい曲でした。
各ソロ部分もよいのですが、4本で一緒に演奏する部分がハーモニーが厚くてグッドです。
途中でグロッケンがジャズのビブラフォンの演奏のように入るのですが、これがまた軽快な感じで
良かったですぅ。
トロンボーン・パートさんお疲れ様でした。

さて、カニくんへの楽器紹介の続きです。
次はトランペットの出番で主よ人の望みの喜びよが演奏されました。
伴奏はシーケンサーのみで生楽器はトランペットさんオンリーでした。
クラシックな教会音楽にピッタリの楽器ですね。朗々と歌い上げたトランペットさんに感動です。
1回もミスがなく、これってアマチュアプレイヤーとしてはものすごいことなのでは?

第1部の最後を飾るのはユーフォニウムです。
今度はピアノだけの伴奏で、歌部分をユーフォニウムさんが吹いてくれました。
杏里のSUMMER CANDLES・・・・ちょっと懐かしい曲ですね。
ユーフォニウムの甘〜い音色がバラードにはぴったりです。

きっとお客様もカニくんと同じような気持ちになって、“自分ならどの楽器がいいかしら?”と
思いながらコンサートを楽しんでいる方、多かったと思います。
りーにゃも、どれにしようかなぁ〜、などと考えならそれぞれの楽器の特徴を聴いたりしてました。

第1部はソロ中心に聴いてきましたが、第2部はメンバーさんが皆一緒になって演奏してくれました。
1曲目はピクニック・メドレー。この曲3回目のコンサートでも演奏されましたが、その時は
サックス、トランペット、トロンボーンx2、チューバ、パーカッションの6人でのアンサンブルでした。
今回はバージョン・アップして、全員での演奏です。やっぱり人数が多くなったせいか迫力が
増したような気がします。
楽しい子供の歌が盛りだくさんで、遠い昔が懐かしくなるようなメドレーでした。(^o^)

第1部で楽器紹介されなかった楽器はなんでしょう?それはチューバとパーカッションです。
この2つの楽器はいつもあまり表立っては目立っていませんがいないと困るリズムパート。
(パーカッションさんはグロッケンでは結構目立っているかも!)
そこでこの2つの楽器がタッグと組んでリズム・バトルを聴かせてくれました。
パーカッションさんは電子ドラムを叩いてますよ。
これがなかなかカッコイイんです。
チューバさん、やればできるじゃないですか!・・・って失礼しました。
普段、あまり激しい動きがないだけに、その才能を知らずにこのまま過ぎていくところでした。
これからもバシバシ頑張ってくださいね!
このリズム・パートの足並みが崩れるとバンド全体がめちゃくちゃにもなりかねない実はとっても
重要な楽器なのでした。

さて、曲はどんどん進んでいきます。
第2部はメドレーが続くのですが、2曲目はフォークソング・メドレーです。
この曲は前々回、前回と今回で3回連続エントリーとなり、もはやデジタルクラブさんの十八番曲!
アレンジのよさもあってか、とってもまとまっています。
こういう良い曲はレパートリーとして何度でも聴きたいですね。

お次はカーペンターズ・メドレーです。カーペンターズの名曲をシーケンサーの伴奏に合わせて
ソロもしくはディエット形式で聴かせてくれました。
シンプルながらプレイヤーの力量が思う存分発揮できる1曲となりました。
カーペンターズの数ある曲の中でも比較的渋めの曲が多かったようですが、ソロなので
そうなっているのかな?そんな中でりーにゃのお気に入りはサックスさんとトランペットさんの
デュエットだったトップ・オブ・ザ・ワールドです。演奏する姿も楽しそうでウキウキしました。

そしてどうして今までなかったのだろうと不思議なディズニーの曲を集めたディズニー・メドレー
登場です。りーにゃもディズニーランドとか大好きだし、曲もとってもいいですよね。
これがデジタルクラブさんのコンサートでやっと聴くことができて、とっても嬉しいです。(*^_^*)
ジッパ・ディー・ドゥー・ダーなんかはディズニーランドのスプラッシュマウンテンに
乗りたくなっちゃいましたよぉ。小さな世界とかも超有名ですよネ!
メドレーの最後は星に願いを をチューバさんのソロで聴かせてくれました。

そしてメドレーシリーズの最後を飾るのは堂々ユーミン・メドレーです。
デジタルクラブといえばユーミン・メドレーといえるほどこれまでのコンサートで定着してきましたが
毎回構成曲を変えて聴くことができます。
今回はちょっと短めでしたが、それでも充分聞き応えのあるメドレーでしたよ。
デジタルクラブのユーミン・メドレーをまだ聴いたこと無いってお客様には是非オススメしたい
1曲です。素晴らしいアンサンブル力で、これぞデジタルクラブ!と太鼓判です。

オリジナル曲も勢いついてきたのでしょうか?今回はHELLO!! DIGITAL CLUBの他にもう1曲
ONE BOYという第3弾が発表されました。
前回のGIRL FRIENDSはサックスさんがフューチャーされた曲でしたが、今回はトランペットの
フューチャー曲です。きっとこの2つの楽器はメロディー映えする楽器なんでしょうね。
ONE BOYはとっても渋い曲でした。トランペットさんの性格というか素材というか、なんていうか
デジタルクラブのトランペットさんならではの曲だなぁと思いました。
多分、他のメンバーさんでも、他のバンドのトランペットさんでもいまいちピンとこない、
デジタルクラブのトランペットさんだからこそ光るオリジナル曲といえると思います。
作曲されたリーダーさんの思いの詰まった曲ですね。

そして最後はオープニングに戻って、HELLO!! DIGITAL CLUBが演奏されて幕を閉じました。

アンコールはT-SQUAREの宝島。リーダーさんとトランペットさんがフューチャーされてます。
サンバのリズムが軽快なリゾートっぽい曲ですよ。
途中でメンバー紹介を兼ねて、各メンバーさんが名前を紹介されて短いソロを演奏します。
これはナイスなアイデアですよね。各メンバーさんの演奏が終わる毎に会場からは拍手が
起こりました。

そして最後は恒例となりました、T-SQUAREのオーメンズ・オブ・ラブです。
これを聴かないと終わった気がしない・・・・そう思えるようになってきたアナタは相当の
デジタルクラブ通ですネ!
今回はサックスさんが前にでてきてくれました。
リーダーさんは毎回そうなのですが、楽器を吹かずに、手拍子で会場のお客様をエスコート。
皆で手拍子で音楽に参加します!そうです、ここでは手拍子をしないとノリ遅れますヨ。
ずっと手拍子していると手は痛くなるのですが、気持ちはなんだかスカッと爽やかになるのでした。

これで演奏はオシマイです。
ところでカニくんは結局なんの楽器を選んだのでしょうね?
カニじゃ指がないから木管楽器はダメなんじゃ・・・・・そんな夢のないことを考えていたのは
りーにゃだけだったのかもしれませんね。(爆)
もちろんお客様もお気に入りの楽器を見つけられたのではないでしょうか?
りーにゃも楽器吹いてみたくなりました。




長々とお付き合いくださいましてありがとうございます!
コンサートの様子が少しでもお伝えできれば幸いです。


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