りーにゃの体験レポート



ムーンライト・コンサート の巻




前回のコンサートから、随分とご無沙汰でした。
デジタルクラブさんのコンサートで一番お休み期間(充電期間)が長く、丸まる2年ぶり。

今回は、今までとは一新してコンサートのタイトルが変ったようです。
ムーンライト・コンサート。サブタイトルが 〜忘れないでね あなたの夢〜 となっていました。
ナレーション付きで曲の演奏と一緒にお話しが進行していくスタイルはこれまでと同じです。
(ナレーションの方が変ったようです)

真っ暗なステージでナレーションから始まりました。
この後メンバーさんがスタンバイするのですが、始めの何曲かはクラリネット・サックス・
パーカッションの4人だけというシンプルなスタイルでの演奏でした。
(シーケンサーの伴奏も一緒です)
お話の内容が女の子のお願い事だったので、女性メンバーだけで演奏するという
演出なのかもしれません。

1曲目のJUST LIKE A WOMAN(ジャスト・ライク・ア・ウーマン)はサックスさんを
フューチャー。
スローバラードでどこかやさしい気持ちになれるような出だしと後半は気分も高潮する感じで
大人の曲でした。サックスの幅広い音色で曲の特徴がよく出ていると思いました。
オープニングにソロだったのでサックスさんはちょっと緊張気味だったようです?
きっと演奏するだけでなく、演技をしないといけなかったからかもしれません。
女の子がお月様への手紙を出すという演技なのですが、ステージ右端にはポストの
オブジェが飾ってありました。(ここに特大のお手紙を出すのです)
ちなみにステージ後方は上部からお月様やうさぎの絵が飾ってあって、とってもカワイイんです。

2曲目はクラリネット★さんをフューチャーしてガーティーの夢が演奏されました。
こちらはミドルテンポで心地よいかんじです。ボサ・ノバ調の軽快さとクラリネットの素朴な音が
ピッタリな感じでした。

3曲目もクラリネットをフューチャーして、今度はクラリネット☆さんが前に出てきました。
11月の雨は前回のコンサートではトロンボーンさんがフューチャーされていたのですが
今回は女性陣が活躍してますね。
この曲は中間部ではパーカッションさんのグロッケンが必聴です!
哀愁あるこの曲の良さが判るようになったら、大人の仲間入り!でしょうか・・・・
以上3曲、T-SQUAREのナンバーです。

さて、会場に足を運んでいるお客様なのですが、結構年配の方が多いのが
デジタルクラブさんのコンサートの特徴かもしれません。
そんなお父さんやお母さんに嬉しい曲もちゃんと用意されていました。
演歌一直線は4曲の演歌のメドレーで、フル・メンバーでの演奏でした。
もうイントロから気合入りまくり!といった感じなんです。
よくテレビの歌番組なんかで耳にしたことがある演奏のようで、りーにゃも思わず
『おぉ〜〜』と思ってしまいました。
この曲のいくつかあったソロコーナーではこれまでお休みしていた男性メンバーが大活躍。
トロンボーンさんや新規加入のユーフォニウムさんが素晴らしい演奏を聴かせてくれました♪
最後は「浪花節だよ人生は」で大盛り上がりでしたぁ。

お話の主人公の女の子の夢はお嫁さんになること!ってことで、次に演奏されたのは
ブライダルソング・メドレー
前半のアップテンポの曲も楽しかったのですが、一番良かったのは「いい日旅立ち」です。
クラリネット☆さんのソロもステキでしたし、バンド全体がすごくいい演奏でした。
これ聴いて娘の結婚式を思い出して泣いたお父さん、いるんじゃないでしょうか?
ところで「いい日旅立ち」っていったら、歌っているのは山口百恵さんor谷村新司さんの
どちらが印象ありますか?・・・・りーにゃはもちろん百恵さん!

ここからはまた演奏のスタイルがミニサイズになりました。
ユーミンの春よ来いはサックスさんのソロでリーダーさんのピアノ伴奏とパーカッションさんの
グロッケンというシンプルなスタイルでした。
どこかちょっと和風な感じのするこの曲ですが、サックスさんのていねいな演奏が
妙に心に染みました。

そしてドリカムの未来予想図Uです。
これは今回初登場のスペシャル・サンクス・メンバーであるトロンボーン♀さんが
フューチャーされていました。トロンボーンって結構大きい楽器なので女性が吹くのは
大変みたいです。でも一生懸命吹いている姿に感動しました。
後ろにはもうひとりのトロンボーンさんがサポートする形でところどころ吹いていて
協力して1つの曲になっていました。
この曲のように夢がかなうといいですねぇ・・・・・現実って厳しい。

お次もミニサイズで、今度はクラリネット★さんがソロを吹いてました。
ユーミンの守ってあげたい。この曲りーにゃも大好きです♪
やさしい気持ちになれるメロディーが、クラリネットの音色にぴったりだと思いました。

第1部最後の曲は忘れないでねあの歌この歌。童謡唱歌をたくさん聴かせてくれました。
はじめにトランペットさんが七つの子を一人で演奏。この曲なんだかんだ今までのコンサートで
3回も聴いていますが、このトランペットさんが演奏する「七つの子」はぜひ一度聴いてみて
ほしいなぁ。とっても色気のある演奏で、りーにゃは惚れてます(*^_^*) また聴けて幸せ!
この後はクラリネットさん2人とサックスさんの女性3人でたくさんの曲を演奏してくれました。
息もぴったりでステキな演奏でした。

第2部はムーディーなジャズからのスタートです。
リーダーさんのピアノ伴奏でトランペットさんがまたもやステキな演奏を聴かせてくれました。
ホテルのバーでカクテルでもいただきながら聴きたいEVERYTHING HAPPENS TO ME
こういう曲、トランペットさんはお得意です。

ここからはイケイケー!!!とばかりにT-SQUARE、5連発!
RAINY DAY,RAINY HEARTは思わず弾んでしまうような楽しい曲で、リーダーさんと
トランペットさんがフューチャーされてました。
この楽器の組み合わせは張りがあって元気が出てきます。
後半でのトランペットをトロンボーンのソロ・バトルも聴き所です。

楽しい気持ちになって盛り上ってきた次はDANDELION HILL。前回に引き続きの
エントリーです。
りーにゃ、こういう曲って大好き。16ビートの爽やかな風を感じます。
前に出てきたクラリネットのお二人の息もピッタリで、爽やかさ倍増!デス。
このお二人、全然乱れないないんですヨー。いつも仲良しなのかな?

ここらで一息、しっとりとした曲でグッと引き締まります。
SEASONはサックスさんがフューチャーされました。この曲はスローな感じでホッとします。
サックスさん、今回はしっとりとした感じの曲が多いようですが、味があっていいですネ。
後半では新規加入のめずらしい楽器のユーフォニウムさんも大活躍です。
この楽器も温かみのある音色がするんですね。うーんと、トロンボーンよりも暖かい感じで
ホルンよりも太い感じ・・・・・かな。でも形はチューバのミニサイズって感じです。
ぜひ、デジタルクラブさんのコンサートに行って見てみてくださーい!

ホッと一息ついた後は再び燃えます!
ホルンさんとトロンボーンさんがフューチャーされたCELEBRATIONは1回目と3回目の
コンサートでも演奏されたのでだいぶお馴染みになってきましたが、今回は一番パワフル!
第1部でしっかりとお休みしたのでまだまだパワーが残っているのを使い果たすゾとばかりに
気合の入った演奏でした。心なしか伴奏チームも気合入っているようで、とても熱いステージに
なりました。ホルンさん、トロンボーンさん、お疲れ様です!

T-SQUAREシリーズの最後を飾るのは夏の蜃気楼。コンサートは冬なんですけど
なんだか暑いタイトルですよね。フューチャーされていたのはリーダーさんとサックスさん。
これまでのNUB THAT CHAPと同じ組み合わせですが、りーにゃはこっちの曲の方が
ダンゼンお気に入り。曲も明るくてパーッとした感じですが、このコンビでの貫禄がでてきた
感じで演奏も良かったです。

イヤー、熱い演奏が続きました。
ここでしっとりとムード音楽を。昔、水曜ロードショーという映画番組があったのですが
そのエンディング音楽といった方がご存じの方も多いかと思います。
水曜の夜というタイトルだそうですよ。これをトランペットさんが“どソロ”で演奏してくれました。
フルコーラスはこんな曲だったんですね。ムードたっぷりの1曲でした。

次に演奏されたのたサザンオールスター・メドレー。これはユーミン・メドレーにも対抗できる
力作でした。サザン・ファンの方には申し訳ないのですが、実はりーにゃは個人的には
あまりサザンが好きではないんですよね。桑田さんの歌い方が独特すぎて・・・・・
で、今までもあまりサザンを聴くってことはなかったんです。
でも今回この演奏を聴いてサザンのイメージが随分と変わりました。
バラードはステキなメロディーが多いし、アップテンポの曲はウキウキしてくるような感じで
次から次へと出てくる曲に本当にワクワクさせられました。
もちろんデジタルククラブさんのアレンジや演奏が良かったこともあると思うのですが
喰わず嫌いでサザンを聴かなかったことを後悔してしまいました。ごめんなさい。
10分以上にもおよぶ大作でしたが、あきずに聴けました。また聴いてみたいと思う曲に
なりました。

そ・し・て・・・・なんとついに出ました!デジタルクラブさんのオリジナル曲第1号が!!
今まで散々アレンジの曲は聴かせてもらったのですが、オリジナル曲が1つもないのが
不思議なくらいでしたね。
記念すべき第1号はGIRL FRIENDS。この演奏会をイメージして作られたのでしょうか?
ミドル・テンポのフュージョンっぽい曲です。語りかけるような曲で、心地よいメロディーです。
サックスさんがフューチャーされた形になってましたけど、サックスの音色がピッタリな曲ですね。
なんて説明したらいいのかなぁ。
その内、りーにゃがもっとWEBのことを勉強して、このサイトで公開できるようになれば
いいのですが・・・・ あ、もちろん、その時はデーター下さいね、リーダーさん!

そして、最後はエンディングテーマの見上げてごらん夜の星をで幕を閉じたのでした。

アンコールは今回は少なかったです。
1曲目はフォークソング・メドレー。この曲は前回も演奏されたのですが
いただいた資料をみると曲が短くなっているバージョンだったのですね。
コンサート中は気が付きませんでした。
歌物はついつい心の中で口ずさんでしまいます。そういえば、中学校の時に学校でもらった
歌本(音楽の教科書とは別にもらうもの)で、このメドレーの中にいくつかが載って
いました。「あの素晴らしい愛をもう一度」とか「戦争を知らない子供たち」とか・・・・
だから余計に懐かしいのですね。

最後は毎回恒例となったオーメンズ・オブ・ラブです。
メンバーさんも最後ですっかり緊張も解けているし、お客さんも手拍子でノリノリなので
なんだか嬉しくなっちゃいました。

今度のコンサートは2年も待たないで開催してほしいと思うりーにゃなのでした。



長々とお付き合いくださいましてありがとうございます!
コンサートの様子が少しでもお伝えできれば幸いです。


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