りーにゃの体験レポート



管楽器で奏でる「映画音楽特集コンサート」 の巻



デジタルクラブの【夏】・・・・といえば、お子様向けのイベントが続いていましたが
今回は“ファミリーで楽しめる”と宣伝されていました。
当日配布されたプログラムを見ると、大人が中心・・・・という選曲になっていたようです。
会場のお客さまもアダルトな雰囲気だったようです。

りーにゃもいくつも目にしたのですが、新聞や地域のミニコミ誌などのイベント情報で
このコンサートの宣伝がされていました。紙面のスペース上の関係で
コンサートの曲目などが書かれていないものも多かったせいでしょうか。
『映画音楽』といえば、やはり大人の方が多くなるのも当然ですね。
   



第1部

オープニングは宝島。サンバの曲で軽快なノリの楽しい曲です。
この曲は元々はT-SQUAREというフュージョンバンドの曲なのですが
吹奏楽用にアレンジしたものがスクールバンドやアマチュア吹奏楽団に大人気で
この東葛地区ではほとんどのバンドがやったことがあるのではないか?・・・ということでした。
デジタルクラブさんも昔にこの曲を取り上げていたことがありましたね。
今回はアレンジを変えてのリニューアルタイプでの演奏でした。

お次はA−MARCH
この曲はデジタルクラブさんのオリジナル曲で2007年の小学生のための「楽器だいすきコンサート」で
お披露目された曲です。
軽快なマーチ。きっと誰でも心の中で『1.2.1.2.1.2・・・・・・』となってしまうはずですよ。
   聴いてみたい方はココをクリックしてくださいまし→聴いてみる_ボタン
   (2007.02.24 小学生のための「楽器だいすきコンサート」より)

サマーサンバは落ち着いた感じのリゾートっぽい曲です。
サンバというよりボサノバに近い感じがします。
『なんかこの曲、聴いたことがあるような。。。。』って思ったのですが
『イパネマの娘』に似てませんかねぇ?そんな感じの曲です。


さぁ、ここで早くもお待ちかねのお客さまも多いでありましょう
『うたごえタイム』になりました。
デジタルクラブさんの大人向けのコンサートでは定番となったこのコーナーは
お客さまに大人気のようです。参加しないとダメダメ!
デジタルクラブさんの生オケで歌えるゴージャスなコーナーなのですから!
涙そうそうはうたごえタイム初登場!
川の流れのようには人気の高い名曲ですね。
会場のお客さまはちょっと年配の方が多いせいか、“涙そうそう”はやや分からない方もいらしたのか
“川の流れのように”の方が大きな声に聴こえたのは気のせいかしら?


お次はちょっと趣向を変えて、トロンボーン4名だけの演奏です。
伴奏はコンピューター(デジタルパート)が担当してくれます。
ユーフォニウムさんがトロンボーンに持ち替えると、トロンボーンが4人になります。
全部で10人しかいないバンドなのに、すごい人口です(笑)。
この大人数をいかしてのアンサンブル。
マンハッタン・トランスファーというアメリカのジャズ・コラース・グループの曲で
ワッキー・ダスト
とぉっても軽快でゴキゲンな曲なんですヨ♪
りーにゃは今回のコンサートの中でこの曲が一番好き。

このMCでリーダーさんが前日22日に北京オリンピックで男子400mリレーが
日本史上初のオリンピック☆銅☆を取ったのに関連付けて
『4人で頑張った!』ということをアピール。タイムリーなこの話題に会場のお客さんからも
喝采を浴びていました。


いよいよ、小さいお子様達のお待ちかねのジブリ映画崖の上のポニョで〜す。
まさに現在公開中の映画ということで早くもアレンジが完了し取り上げているのに
驚きました。
テーマの他にもいくつかの挿入曲が演奏されました。(ちょっと寂しい部分とか)
でもやっぱり『ポ〜ニョ、ポニョ、さかなの子♪』ですよね(*^o^*)
楽しい演奏になりました。

第1部最後の曲はディズニー映画の『アラジン』からホール・ニュー・ワールドが演奏されました。
この曲はロマンチックですよね。
トランペットやユーフォニウムのソロが効果的に使われていると思います。
アラン・メンケンの曲・・・・ステキです。
今度は『魔法にかけられて』の曲なんかも聴いてみたいなぁ。




第2部

第2部は映画音楽三昧です。(ハッキリ言って大人向け。)

全体的には2004年に開催された『おとなのための映画音楽特集コンサート』で
演奏された曲がリバイバル〜といった構成でした。
名曲はいつ聴いても古びかないってことですね。

1曲目は、スターウォーズ
この曲は昔むかし・・・・といっても8年前ですが、ホワイトコンサートでも演奏されました。
スターウォーズって知らない人はいないのではないか?といういうほど有名な映画ですよね。
りーにゃも6部作、全部見ましたヨ。
テーマ曲もとってもカッコイイですよね。デジタルクラブさんの演奏はテーマの他にも
有名どころの曲がたくさん盛り込まれていてとても聴きごたえのある壮大なメドレーに
なっています。
2部の始めから、イケイケモード!

続いてのタイタニックも負けず劣らずの大作です。
壮大な海のシーン。波に乗って颯爽と進む船の様子。(ココが一番好きなの♪)
うって変って荒々しい海のシーン、不安が広がって・・・・沈没!! 
ドキドキしちゃいますね。映画のシーンを見ているようです。
最後はバラード、マイ・ハート・ウィル・ゴー・オンで気持ちが落ち着きました。

ここでお客さまお楽しみコーナーになりました。
デジタルクラブさんからのプレゼントで3名の方が当選されました。
その内のお人方は以前にも当選したことがあるそうで・・・・!
会場皆驚き!!です。(メンバーさんと写真を撮ったとか)
今回のプレゼントはデジタルクラブさんの過去のコンサートのCDでしたぁ。

大曲が2曲続いたので次のコーナーは趣向を変えてソロコーナーとなった映画音楽メドレー
4人のソリストさんがコンピューターの伴奏と共に懐かしの名曲を演奏してくれました。
  ♪80日間世界一周    【クラリネット】
  ♪パリの空の下で     【トロンボーン】
  ♪ティファニーで朝食を〜ムーンリバー  【ホルン】
  ♪慕情            【ユーフォニウム】
の皆さんで、それぞれが渾身の演奏を聴かせてくれました。
一人で1曲吹くのってどういう気持ちなのかなぁ。

先ほどのメドレーの中でも演奏されたのですがムーンリバーを今度は全員演奏の
ゴージャスバージョンで!
この曲はコンピューターを使わず、生楽器だけでの演奏です。
曲調も定番の3拍子=ワルツやら、途中で4拍子になったり楽しいアレンジなんですよ。
同じ曲でもアレンジや演奏形態によってまるで違う楽しみ方があるものですね。

ニュー・シネマ・パラダイスが2004年のコンサートで演奏された時に
『このコンサートで曲を聴いたらすごくステキだったので、やっぱりどうしても映画を見てみたく
なりました。』と感想を書きました。その後チャンスがあって見ることができました。
思った通り(曲のように)せつない懐かしい、そして暖かい映画でした。
今日の演奏もそんな気持ちになる曲でした。

最後はウエストサイド・ストーリー
昨年のNHKのほっとコンサートでも取り上げられていてTVで放送されていましたね。
映画ファンなら知らない人はいないほどの有名な作品。
場面の変化がたくさんあって聴いていて飽きない曲です。・・・が相当長い曲だと思うので
演奏されているメンバーさんは大変だったのではないでしょうか?
でも皆さん、気合入っていたようで、今日の演奏の中で一番輝いていた演奏だったと思います。


今回はリーダーさんのMCもオリンピックのタイムリーな話題や
昔みた映画の話題など、会場のお客さんをうならせる話題が盛りだくさんでした。
いささか長めなのでは?と思うMCもメンバーさんの疲労回復に役立っているとのことです。
今回はそんな大曲が盛りだくさんのコンサートでした。



アンコール

いつでも夢を 『うたごえタイム』
 今回のうたごえタイムの中で一番大きな歌声だったのでは?
 そういう年代のお客さまが大勢いらしたといことでしょうか。
 歌を歌う時はお客さまの本当にイキイキとされていますね。

川の流れのように 『うたごえタイム』
 アンコール、本当は1曲しか用意していなかったそうです。
 急遽、追加でこの曲をやってくれることになりました。




あとがき


   デジタルクラブといえば、お子様向けのコンサートが評判だったのにもうやらないの?

   ・・・・と心配されたファンの皆様。ご安心を!

   配布されたプログラムに次回コンサートの予告が掲載されていましたヨ。

    
ちょっと早いけど『クリスマスコンサート(小学生向け)』

        日時   平成20年11月8日(土)
        場所   柏市民文化会館 小ホール
        開演   午後2時
        入場無料(全席自由)

   もちろん、プログラムや演出など細かいことはこれから決まるのだと思います。
   メール会員さんにはデジタルクラブさんからお知らせメールが届くのをお楽しみに!
   このサイトでも同時期位に詳細を宣伝していきたいと思っています。 




長々とお付き合いくださいましてありがとうございます!
コンサートの様子が少しでもお伝えできれば幸いです。


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