大人の皆様、お待たせしました!デジタルクラブの『冬』と言えば大人のためのコンサートです。 歌声コーナーにも参加して、ホットな気持ちになりましょう! 第1部 ステージ上にはなんとなーく見たことがあるセットが・・・・ 3年前に開催された『おとなのための歌謡曲特集コンサート』でも登場したこたつセットです! そして、パパ役のリーダーさん、こども役のキッズ2人の3人での会話が始まりました。 昭和39年の東京オリンピックの話題。 歌はオリンピックの前と後、どっちがいい曲が多いかという言い合いに! そ・こ・で・・・・デジタルクラブを2つに分けて、お客さまに判断してもらおう・・・という紅白歌合戦です。 だからコンサートタイトルが『思い出の紅白歌合戦』だったのですね。 赤組(女性チーム)→オリンピックより前の歌を応援するチーム 白組(男性チーム)→オリンピックより後の歌を応援するチーム での紅白歌合戦です。お馴染みの紅白歌合戦は歌手の性別によって紅白が分かれますが デジタルクラブの紅白は演奏する曲の元の歌手の性別は関係ありません。 あくまでも時代別。そんな目の付けどころもちょっとおもしろいと思いました。 まずはメンバー紹介から始まりました。 白組はリーダーさん(昭和39年生まれ)をキャプテンとして、各メンバーを紹介する時も生まれ年を発表! 昭和39年1人、昭和40年が3人というオリンピックの頃は生まれたてかまだお母さんのお腹の中という メンバーが揃いました。 対する紅組。キャプテンはキッズの二人。 『紅組は訳あって、生まれ年を発表するわけにはいきません。 →客席:ドッと笑う 固く口止めされています。』 →客席:またもや笑う! ・・・というわけで年齢は不詳の5名。ま、まさかオリンピック前の生まれなのでしょうか・・・・ という素朴な疑問はさておき、いよいよ対戦の始まりです♪ 【白組】オリンピック後:テレサ・テン・メドレー ♪つぐない〜愛人〜別れの予感〜時の流れに身をまかせ、の4曲のメドレーです。 若くして亡くなってしまった歌姫。そういえばりーにゃの母が持っているCDにテレサ・テンさんが 美空ひばりさんの『川の流れのように』をカバーしているものがありましたっけ。 演奏は全員で!ですが、各曲の歌部分は各楽器がソロで・・・というのが多いメドレーです。 各メンバーさんの音がじっくり聴けるのも魅力です。 【紅組】オリンピック前:美空ひばりメドレー 対する、オリンピック前のメドレーはこちらも歌姫として、年配の方々からは熱い支持のある 美空ひばりさん・・・の若かりし曲を集めたメドレーとなりました。 ♪悲しき口笛〜東京キッド〜港町十三番地〜真赤な太陽〜人生一路の5曲です。 前半の3曲は歌部分をメンバーさんソロ演奏。この曲は過去にも演奏したことがありますが 各メンバーさんが“歌い手さん”となってどれだけ歌いこめることができるのかというのも 利き所ですが、後半は全員で一丸となって演奏が盛り上るんですよ♪ やっぱり皆で演奏した方が迫力があっていいですね。 しみじみ系もいいのですが、デジタルクラブデビュー(初めてご来場)のお客さまはちょっと緊張している 様子だったのでパァ〜と盛り上げてくれちゃった方が会場の雰囲気も明るくなるようでした。 第1回戦は歌姫対決でした。 第1回戦が終了したところで、キャプテンたちのトークタイム。 お題は 【食べ物】。 白組『白いものといえば、やっぱり“豆腐”』と、豆腐について熱く語るリーダーさん。 りーにゃもお豆腐大好きです。ヘルシーですよね。 これに対抗して紅組キャプテンは『白組のみなさんは、湯豆腐で晩酌ですか。 ヘルシーなのはわかりますが一抹の寂しさは隠せませんね。』・・・これには会場、爆笑です。 キッズがいうからなおさら笑えるのかも。(^^) そんな紅組は『赤いものといえば、やっぱり茹でたカニ、越前ガニですよねえ』となんとも ゴージャス☆(会話の詳細は『おまけページ』をご参照くださいね) さて、第2回戦は映画音楽対決となりました。 【紅組】オリンピック前:チャップリン映画メドレー ♪ナポリ行進曲〜スマイル〜花売り娘〜マンドリン・セレナーデ〜ライムライトが演奏されました。 有名どころはスマイルとライムライトでしょうか。 最後のトランペット(もちろん紅組)さんのライムライトが印象的でした。 【白組】オリンピック後:加山雄三・若大将メドレー ♪蒼い星くず〜夜空の星〜お嫁においで〜旅人よ〜君といつまでもの若大将シリーズ。 会場にいらしていた、お父さん&お母さん方はお若い時にご自分と同じくらいの歳の 加山さんをご覧になっていたのでしょうね。 お嫁においで、君といつまでもは今でも結婚式などで歌われることも多いスタンダードですね。 楽しげなノリも良かったです。 映画ときたらお次はテレビ音楽対決です。 【白組】オリンピック後:サザエさんメドレーはいただいた資料の中には構成曲は 書かれていないのですが、オープニングの曲(♪お魚くわえたドラネコ〜)からスタートし、 番組中に使われているBGMをいくつかチョイスしたものが続き、エンディング曲に続きます。 お客様が年配の方が多かったので、この番組をご覧になっていたのかどうかは判りませんが やはり、オープニング曲とエンディング曲では客席の反応も大きかったようですよ。 【紅組】オリンピック前:時代劇メドレー ♪暴れん坊将軍〜水戸黄門〜銭形平次〜必殺仕掛人の作品の曲です。 これは時代劇ファンにとっては嬉しいメドレー。以前にデジタルクラブさんで演奏されたことが あるバージョンとは違うニューバージョン! 前に座っていたお客さまが水戸黄門で音楽に合わせて、首を上下に振っていましたっけ。 しかも何人も・・・・! 前半第一部最後の対決です。 【紅組】オリンピック前:懐かしの歌謡曲メドレー ♪憧れのハワイ航路〜東京ラプゾディー〜銀座カンカン娘で客席は盛り上っていました! ここまでの演奏では、初めてのお客さまなど、少し会場の反応がおとなしい感じだったのですが この曲になってお客様の反応のよいことよいこと! やっぱりよくご存知の曲があるのは楽しいし、嬉しいものですよね。 しかも生バンドなのですから盛り上らないわけがない! 口ずさんでいるお客さまもいらしたくらいなんですヨ。 そんな客席の反応というのはメンバーさんにも伝わるのでしょうか。ノリノリの演奏でした。 紅組、ここでイッキに優勢か? 【白組】オリンピック後:フォークソング・メドレー ♪さらば青春〜太陽がくれた季節〜空よ〜翼をくださいの有名曲。 りーにゃはどちらかといえばこっち世代なので、個人的には嬉しいです。ひっそりと盛り上っていました。 そんな中でも「翼をください」は時代を超えて歌い継がれている歌ですね。 楽器演奏の他にも、メンバーさん達がアカペラで歌っていたのですが、この時客席でも 歌っているお客さまもいました。 ここで第1部は終了です。 休憩を挟んで第2部となりました。 第2部 ここでまたキャプテン親子のコタツでのトーク。 紅白歌合戦といえば・・・・野鳥の会の人、暗算日本一の人、美川憲一さんのイリュージョン、 そして小林幸子さんの舞台装置?・・・なんて大胆な発想です。もちろん衣装のことですが 子供目線でみるとまさに『舞台装置』なのかも。会場が爆笑です。 ところがデジタルクラブさんには“小林幸子さん”がいるというのです・・・・ 【白組】オリンピック後:恋の季節でその意味がわかりました。 本当は紅組のはずのトランペットさんが、派手なサングラスとキラキラの衣装で登場です。 その再度ではトロンボーンの3人が【合いの手】を演奏するためにおそろいのハットをかぶり パフォーマンス。これにはお客さんも大喜びです。 ああ、この場面、ぜひ写真でご紹介したいなぁ。 (写真データがまだりーにゃには届いていないのですがあるといいなぁ) 【紅組】オリンピック前:恋する二人のうたメドレー ♪二人は若い〜一杯のコーヒーから〜愛して愛して愛しちゃったのよの懐かしい曲の メドレーです。 なんともタイトルの『恋する二人のうた』っていうのがステキですよね。 これにもお客さんは盛り上っていたようです。 第2部になってお客さまもすっかりリラックスモードになってきました。 【白組】オリンピック後:ブルーライトヨコハマなのですが 紅組キャプテンの『白組さんの演奏するブルーライトヨコハマを歌った「いしだあゆみ」さん。 色気はあるけど、ちょっとやせすぎね。男のひとはああいうタイプに弱いのかしら、 まったくもう・・・とおばあちゃんが言ってたら、おじいちゃんがタバコを買ってくるといって、 いなくなりました。大人の世界はむずかしいものですね!』というMCが強烈におかしかったので、 演奏の方を聴くのをすっかり忘れてしまいました。ごめんなさい。 さて、お客さまのお待ちかねの『歌声タイム』のスタートです。 【紅組】オリンピック前:想い出の四季メドレーでは『四季の歌』で各季節を分けて その季節に相応しい歌を続いて歌っていきました。 四季の歌<春>〜花の街 四季の歌<夏>〜みかんの花咲く丘 四季の歌<秋>〜椰子の実 四季の歌<冬>〜かあさんの歌 というかんじです。 各歌の前にはデジタルクラブさんのメロディーの演奏があって、その後にお客様の歌声タイムが 続きます。お客さまはもちろん皆さん参加して大きな声で盛り上りました。 お客さんはとっても楽しいこのコーナー、実はメンバーさんたちにとっては大変不評なんですって! 吹き続けるのですごーく疲れるのだそうです。でもお客さんが楽しそうに歌ってくれれば メンバーさんも頑張り甲斐があるってものですよね? ここで趣向を変えて、メロディーベル対決となりました。 今までのコンサートでも度々登場してきたこのメロディーベルでの演奏ですが 男女に別れてしかも全員が演奏するのは初めてのことですね。 まずは先行は白組です。演奏曲は『ふるさと』。 男性だけでのメロディーベル・・・・なぜかそれだけで笑えます。なぜだろう?? 聴いている方もハラハラドキドキ。でもきちんと最後まで止まりませんでした。 後からリーダーさんが言っていたのですが、最後まで成功したのが今日が初めてだとかで 最後まで通った喜びからでしょうか、最後の音はものすごい勢いでベルをフリフリ。 喜びが伝わってきました。よく頑張った! 対して、紅組の『エーデルワイス』。 このメンバーでは初めての演奏ですが、なぜか落ち着きが・・・笑みさえ浮かべている メンバーさんも。安心して聴くことができました。 出せる力を出し切り、危ないながらも練習以上の成果をあげた白組、 恐らく元々安定感があり当日も素晴らしい演奏を聴かせてくれた紅組・・・・ さぁ、このメロディーベル対決。あなたならどちらを勝者としますか? りーにゃはこのコーナー、白組さんを応援したいなぁ。 ここでお客さまお楽しみコーナーです。 受付で渡されたアンケート用紙に書かれている番号での抽選会です。 当たった方は、デジタルクラブさんと一緒にステージの上で次の曲を歌える・・・という賞品です。 が、しかし、当選番号を言っても恥ずかしがり屋さんが多いせいか、名乗り出る人がいません。 これは大変です。企画倒れか?ピンチ!そう思っていたのですが何回かの発表の後に手を上げて 下さったお客さまがいて、無事にお三方のお客さまが名乗りを上げてくださいました。良かった! 【紅組】オリンピック前:いつでも夢をを一緒に歌いました。 せっかくなので、ステージに上がった方にはマイクがあれば良かったかもしれませんね。 歌っている時のお姿をポラロイドカメラで撮影した写真もプレゼントされました。 【白組】オリンピック後:川の流れのように 第1部ではオリンピック前の紅組として出場していた美空ひばりさん、今度は白組として登場です。 この曲も会場の皆さんで歌う歌声タイム。会場皆で盛り上る曲ですね。 いよいよ最後の対戦です。 【紅組】オリンピック前:りんごの歌 この曲が発表されたのがオリンピックのちょうど20年前の10月10日だったそうです。 戦後映画第1作目『そよかぜ』の主題歌で勝負を掛けてきた紅組。会場の皆さんも巻き込んでの 歌声タイムでお客さんのハートをグッと掴んだようですね。 【白組】オリンピック後:襟裳岬 オリンピック後の曲を応援し続けてきた白組が最後に選んだのは、東京オリンピックから 10年後の昭和49年のNHK紅白歌合戦の歌い納めの曲でした。 これはデジタルクラブさんの演奏をじっくり聴いていただく曲となりました。 プレイヤーとしての本領発揮です。熱のこもった演奏でこれまたお客さんに印象付けられたようです。 さぁ、すべての演奏が終わりました。これから集計タイムです。 受付で配布されたプログラムの下の端に【白】【紅】と書かれているところがあります。 それぞれのお客様が勝ちだと思った方を切り取り、スタッフさんが持ってきた箱に投票します。 この票5票でボール一つ分になるそうです。 集計の間、サービス演奏がありました。 ♪ふるさとをデジタルクラブさんの伴奏でお客さんの歌声タイムです。 皆で楽しくふるさとを歌っている内に集計が完了! 紅・白それぞれの箱に集計結果に応じたボールが入っています。 会場皆で『ひとーつ、ふたーつ・・・・』と数えました。 さて、結果はいかに 【紅】 9 対 8 【白】 で 紅組の勝ちぃぃぃx\(^O^)/ となりました。 前回の紅白歌合戦に続き、またもや白組は負けだったようですが、今回はかなりいい勝負だったのでは ないでしょうか? 最後に蛍の光を皆で合唱して、今回のコンサートは幕を閉じたのでした。 (アンコールはありません) デジタルクラブさんから、当日使用した司会台本もいただきました。 『おまけページ』からリンクしてあるのでご参照ください。 このMCがかなりおかしくて、客席は爆笑になっていました。 |