りーにゃの体験レポート



おとなのための想い出の歌声コンサート の巻



2006年が明けたと思ったらアッという間にデジタルクラブさんのコンサートになってしまいました。
今回は個人的な事情があってこのHPで事前になんの宣伝も応援もできずに本番の日になって
しまいごめんなさい。


今回はおとなのためのコンサートでした。
会場をパッと見渡した感じ、いつもの「おとなのため」シリーズよりお客様が多いのではないかなぁと
いう印象を受けました。後日デジタルクラブさんから入場者数が正式発表されると思いますが
このコンサートも根強いファンの方がたくさん応援してくれるようになったのかも・・・と
りーにゃもちょっとうれしいです。

さてさて、コンサートの内容です。
オープニングはNHKで放送されていたプロジュクトXのテーマ曲地上の星でスタートしました。
個人的に結構好きな番組で毎週見ていたから終了してしまったのは残念なのですが
デジタルクラブさんのコンサートで曲が聴けるとは!

演奏が終了するとステージ上に置かれた布団(なぜ???と思っていたんですよねぇ)から
キッズが2人登場!夜10時になってプロジェクトXの放送が終わったんだけど、まだまだ眠くないから
司会ごっこをして遊ぼうよ!・・・という設定のようです。これから先はこの2人のキッズが
進行役を務めてくれました。
ステージ左手側にポストが置かれていて、
 1)メンバーさんが順番にこのポストにリクエスト曲を書いた手紙を入れていく
 2)司会の2人がその手紙の内容を紹介して曲の演奏
といった段取りで進んでいきました。
メンバーさんも一応?演技をしつつポストへの投函!のようですが、結構細かい芸をしてくれている
メンバーさんもいて笑えました。

リクエスト曲の1曲目はアメリカングラフティ76
この曲はアメリカン・オールディーズの曲がぎっしりと詰まったメドレーです。
グットタイミングなんぞは日本でも坂本九さんが「すてきなタイミング」としてコピーしていた曲なので
ご存知の方も多いとは思いますが、他の曲も耳にしたことがある曲です。
ご年配の方なら若かりし頃にお聴きになっていた懐かしい曲でしょうが、時代の古さはあまり感じず
楽しい曲ばかりでした。
各ソロもたくさんあって聴きどころ満載のメドレーです。

続いてのカーペンターズフォーエバーは最近では若い人の間でもまた聴かれるようになった
カーペンターズの曲のメドレーです。この曲は以前もデジタルクラブさんのコンサートで
演奏されていた記憶があります。レパートリー曲ですね。
りーにゃはトップ・オブ・ザ・ワールドがお気に入り。
このメドレーは半分位はスローな曲でしっとり系なので、ソロストの皆さんも歌い込んでいると
印象がありました。あなたのお気に入りの曲は入っていましたか?

続いてはアバのダンシングクイーン。りーにゃも曲は知っていたのですがディスコで流れていた
曲だと説明を聞いてビックリしました。まぁタイトルから想像すればそうなのかも知れませんけど。(^^;;)
ディスコって言ったことがないのですが、もっと派手派手な曲ばかりだと勝手に想像していたんです。
それにしては美しいメロディーラインですね。ちょっと前にNHKでパパイヤ鈴木さんが講師で
ダンスレッスンの番組をしていましたがまた「ディスコ」が流行るんでしょうか?
会場のお客さんの年代から言えば、ディスコよりも「ロックンロール」のイメージがあるようにも
思えました。実はロックンロール好きなりーにゃはそっちも聴きたいですねぇ。
〔注:けっして踊れるわけではありません。〕

以上、3曲は青春のポップスコーナー】というサブタイトルがついていました。
お次は【映画音楽コーナー】で3曲演奏されました。

“ゴットファーザーPart2”から「愛は誰の手に」。哀愁たっぷりの曲なんですよー。
これは2年前の映画音楽特集コンサートでも演奏された曲ですね。
ソリストも同じトランペット♂さんです。
リーダーさんのお話しによるとと〜っても大変な曲だそうです。
そしてトランペット♂さんはとてもアガリ症だとか。でも失敗してもまた来年やればいいと
励ましてました。これって本当に励ましになるのかトランペット♂さんに聞いてみたい!
1曲丸々全部ソロを吹き通すというのは大変なことなんですね。
精神的にも体力的にも・・・・本当にお疲れ様です。
きっと来年はこの曲はやらないとお客様の誰もが思ったのではないでしょうか?

続いてのチャップリンの肖像も2年前に演奏された曲です。
チャップリンの数々の名作の中から音楽も素晴らしい作品を集めて作られています。
中でもスマイルやライムライトはご存知の方も多いことでしょう。
チャップリンってなんでもできて本当に素晴らしい才能を持っている人だったことが判ります。

第1部の最後を飾るのはサウンドオブミュージックです。
10分以上あったのかな?最後を飾るにふさわしい大曲ですね。
これもかなり前になると思いますが、デジタルクラブさんのコンサートで聴いた記憶があります。
久々の演奏ですね。
TVで放送されていたのを見たことがありますが、そのひとつひとつのシーンを思い出すことが
できるメドレーでした。この映画は1回しか見たことがないのですが、見事に音楽と融合している
作品だったと思います。音楽を聴くとそのシーンが見事に思い出せます。
まだ見たことがない方は是非一度ご覧になっていただきたい作品です。


第2部は配布されたプログラムには【お楽しみコーナー】となっていて“????”と記載されて
いるのみ。なにやら怪しげなコーナーですが、だから『お楽しみ』なのかな。
その正体は・・・・ジャジャーン♪ ビデオ鑑賞でした。
これはもしや前回のこども向けコンサートの時に流されたというウワサのビデオでは?
(りーにゃは早退のため見ることができませんでしたが、リーダーさんからレポート有り!)
「この1年間の活動とチューバ奏者の紹介コーナーで構成しました。」ってリーダーさんが言って
ましたよね。
ホームビデオで撮影した昨年1年間のイベントの内容やむかーしのレジャーの内容が収録。
デジタルクラブさんってスキーに行ったり、パラグライダーをしたり・・・・色々と楽しい活動も
されていたようですね。メンバーの皆さんが若くてなかなか笑えました。会場のお客様からも
爆笑のリアクションが・・・・!
今はパソコンでも簡単にビデオのオーサリング(編集)ができる時代です。こんなお楽しみの材料も
作ることができるんですね。

プログラムには書いてありませんでしたがここでマツケンサンバ2の演奏が入りました。
皆さんお揃いのハッピ姿で楽しげです。キッズの3人の踊り付きでいっそう盛り上がりました♪
こんな演出もデジタルクラブさんならではですよね!

ここからは今回のメインイベント。これをお目当てに会場に足を運ばれたお客様が
ほとんどなのではないでしょうか?
【想い出の歌声コーナー】と題しまして、メドレーの内容も含めて9曲。配布された歌詞カードは
なんとB4サイズにして3枚半!かつてこんなにお客様が参加するコンサートがあったでしょうか。
♪喜びも悲しみも幾歳月。
♪想い出の四季メドレー(四季の歌、花の街、みかんの花咲く丘、椰子の実、かあさんの歌)
♪リンゴの歌
♪青い山脈
♪いつでも夢を

こーーーーんなにたくさんです。
今回はユーフォニウムさんと一部の曲ではリーダーさんのお二人がマイクを持って
歌の引率をしていました。お二人とも歌がとても上手ですね。
お客さんも安心して一緒に歌うことができたのではないかと思います。
りーにゃはちょっと世代が違いすぎてもちろんタイムリーに歌っていた世代ではなく
残念ながら約半分ほどしか曲を知らないといった状態だったのですが、お客様のほとんどは
青春時代を思い出して楽しく歌っていらっしゃいました。
昔はカラオケなんかありませんでしたよね。「歌声喫茶」なるものがあってお店で「皆で歌う」と
いった文化があったようなことを聞いたことがありますが、まさにそんなかんじなのでしょうか?
会場全体が一体化していたように思います。歌えないりーにゃはちょっと淋しかったです。
アットホームな雰囲気がいつも以上に感じ取れるコンサートとなったようです。

エンディングは夢であいましょう。キッズたちが再び布団の中にもぐっていきました。
お客様もメンバーさんも今日は皆いい夢見れるのかな・・・


もちろんアンコールもありました!
1曲目は銀座カンカン娘。底抜けに明るい曲です。リーダーさんが「昭和20年代にこんな明るい曲が
あったのかとビックリした・・・」と言っていましたが、そんな感じにはじけている曲ですね。
演奏の方もアンコールということで緊張からも開放されたようではじけてました。(^^)
2曲目は襟裳岬。これはりーにゃも知っている曲でした。熱い曲で歌い込んでいるかんじが
伝ってくる曲です。
そして最後にメンバー紹介を兼ねて明日があるさで締めくくられました!


P.S. 途中で楽器紹介のコーナーがありましたが、ユーフォニウムさんが持ち替えしていた
ユーフォニウムをもっと小さくしたような形の楽器の名前はなんというのでしょうか?
紹介コーナーではこのニューフェイスの楽器名は紹介されてなかったので・・・教えてください!
ユーフォニウムよりも音がはっきりしていて、音がよく聴こえました。(ソロでは有効に使われて
いたと思います)



長々とお付き合いくださいましてありがとうございます!
コンサートの様子が少しでもお伝えできれば幸いです。


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